SNS運用やっていますが、SNSやらなくていい店舗が意外とほとんどです。

こんにちは、岸本一翔です。

現在、東京に滞在しています。

今回は、東京でのある会食をきっかけに考えた、「店舗集客で本当に大切なこと」について書いていきたいと思います。

僕自身、普段からSNS運用やWeb集客、店舗集客に関わる仕事をしていますが、最近改めて感じていることがあります。

それは、

店舗集客をしたいからといって、いきなりSNS運用から始める必要はない。

ということです。

むしろ、SNSより先にやるべきことがたくさんあります。

今回はその話と、これから自分自身が札幌でオープンするコンカフェにも活かしたい「体験価値」「キラーコンテンツ」の話をしていきます。

店舗集客で、いきなりSNSを始めなくていい

「お店の集客を強化したい」

となったとき、多くの店舗が最初に考えるのが、

「Instagramを始めよう」
「TikTokを伸ばそう」

というSNS施策です。

もちろんSNSは重要です。

僕自身、SNS運用の仕事をしていますし、うまく使えば非常に強力な集客チャネルになります。

ただ、集客施策には優先順位があります。

たとえば、札幌でコンカフェを探している人がいたとします。

その人が、

「札幌 コンカフェ」
「すすきの コンカフェ」

とGoogleやGoogleマップで検索している場合、すでにかなり来店意欲が高いですよね。

一方でTikTokを見ている人は、

暇だからなんとなく動画をスクロールしていて、

「かわいい子がいる」
「この企画面白い」
「今度行ってみようかな」

と、そこで初めてお店を知るケースも多い。

つまり、検索している人とSNSを眺めている人では、そもそもの購買意欲・来店意欲が違うということです。

だから僕は、店舗集客を考えるのであれば、まず検索需要をしっかり取りにいくべきだと考えています。

まずは「今すぐ客」を取り切る

店舗集客で最初に考えたいのは、すでにお店を探している人です。

たとえば、

  • Googleマップ・MEO対策
  • SEO対策
  • ホームページ
  • Googleビジネスプロフィール
  • 予約・問い合わせまでの導線
  • サービス内容や料金の見せ方
  • LINEや予約フォームへの導線

こうした部分です。

「札幌でコンカフェに行きたい」と思っている人が検索したときに、自分のお店が出てこない。

ホームページを見ても何のお店なのかわからない。

料金がわからない。

予約方法がわからない。

これでは、SNSだけ頑張ってもかなりもったいない。

僕のところにもSNS運用の相談をいただくことがありますが、

「SNSをやる前に、こっちを整えた方がいいですよ」

とお伝えするケースは結構あります。

SNSは魔法ではありません。

SNSからお客様を連れてきても、最終的な受け皿が弱ければ来店にはつながりません。

だから、

集客 → 興味 → 比較 → 来店・購入

というファネル全体を作ったうえでSNSを使う。

これが非常に重要だと思っています。

集客施策は「全部やる」が結局強い

じゃあSNSはやらなくていいのかというと、もちろんそんなことはありません。

検索対策をやる。
MEOをやる。
ホームページを作る。
SNSをやる。
広告を回す。
口コミを集める。

僕は結局、やれる施策は全部やった方がいいと思っています。

ただし、大事なのは順番です。

まずは購買意欲が高いところから取りにいく。

そのうえでSNSを使って、まだ自分のお店を知らない人にも認知を広げていく。

この順番で考えるだけでも、店舗集客の考え方はかなり変わると思います。

東京での会食で感じた「好きなことを仕事にする」ということ

そして今日、東京でとても面白い時間がありました。

いつもお世話になっている斉藤さんからご紹介いただき、松久保さんという経営者の方と食事をご一緒しました。

僕と同じ20代でありながら、金融や事業承継などさまざまな領域に関わられている方で、とても刺激を受けました。

その中でも印象に残っているのが、

「将来的にサッカーチームをやりたい」

という話です。

サッカーチームを経営するとなれば、選手の採用、資金、スポンサー、立地、移動環境など、考えなければならないことは山ほどあります。

事業として考えても決して簡単ではありません。

でも、その話を聞いていて一番いいなと思ったのは、

結局、自分が好きなことをやろうとしていること。

でした。

もちろん好きなことをやるためにも、お金は必要です。

経験も必要です。

経営力も必要です。

だからこそ、今やっている事業を伸ばして力をつけ、その先で本当にやりたいことを実現する。

そんな人生って面白いなと思いました。

僕自身もスポーツが好きなので、将来的にスポーツや地方創生に関わる事業をするのも面白い。

今日の会食で、また一つやってみたいことが増えました。

「会食前に茶室へ行く」という文化が面白い

もう一つ面白かった話があります。

それが、

会食の前に茶室へ行き、お茶を飲む。

という話です。

知人の方で、20代で茶畑を持っていたり、茶室の内装に関わる会社を持っていたりする方がいるそうで、そこからお茶の話になりました。

経営者同士で、いきなりレストランへ行くのではなく、

茶室でお茶を飲んでから会食へ行く。

めちゃくちゃ面白くないですか。

僕も一度やってみたいなと思いました。

このブログを読んでいる方で興味がある方がいたら、ぜひ僕と一緒に茶室に行きましょう(笑)。

美味しい店ほど「体験」まで設計されている

そして今回、斉藤さんに教えていただいた渋谷のお店へ行きました。

今回で3回目なのですが、本当に料理が美味しい。

しかも、料理の多くを目の前で一から作ってくれます。

カウンター越しに調理しているところを見ることができて、

「これはこういう食材を使っています」

「こういう作り方をしています」

と質問すれば説明もしてくれる。

単純に料理がおいしいだけではなく、

料理が完成するまでの過程そのものが体験になっている。

ここがすごく印象的でした。

これからの店舗は「商品+体験」が重要になる

たとえば飲食店であれば、料理がおいしいことはもちろん大切です。

でも、料理がおいしい店はたくさんあります。

そこで差がつくのが、

「そこでしか体験できないこと」

だと思っています。

たとえば、目の前で料理を完成させてくれる。

スタッフが盛り上げてくれる。

料理の背景にあるストーリーを説明してくれる。

写真や動画を撮りたくなる演出がある。

こうした体験です。

WAGYUMAFIAなども、料理だけではなく、空間や演出、スタッフとのコミュニケーションまで含めて一つのエンターテインメントになっています。

だから記憶にも残るし、人に話したくなる。

そしてSNSにも投稿したくなる。

これって店舗集客においてものすごく重要だと思います。

コンカフェにも「体験価値」をもっと入れたい

僕自身、札幌でコンカフェのオープンを予定しています。

そこで今回の食事をしながら、

「コンカフェにも、もっと体験価値を入れられないかな」

と考えていました。

たとえばコンカフェのオムライス。

一般的には簡単な調理で提供されることも多いと思います。

でも逆に、

目の前でキャストが一からオムライスを作る。

目の前で料理を完成させる。

お客様と一緒に最後の仕上げをする。

これだけでも、一つの体験になります。

ほかにも、

キャストがダンスを踊ってくれる。

お客様参加型の企画がある。

誕生日や記念日に特別な演出がある。

外国人観光客でも楽しめる日本らしいコンテンツを入れる。

など、まだまだ考えられると思います。

特に北海道・札幌は海外からの観光客も多いので、インバウンドのお客様から見ても、

「札幌に来たらここに行きたい」

と思われるコンテンツを作れたら、かなり面白いと思っています。

店舗には「キラーコンテンツ」が必要

僕が店舗集客の相談を受けるときによく話すのが、

「キラーコンテンツを作りましょう」

ということです。

つまり、

「このお店といえば、これ」

と言われるものです。

飲食店なら名物料理かもしれない。

コンカフェなら名物イベントかもしれない。

ホテルなら特徴的な部屋かもしれない。

美容室なら特殊な技術かもしれない。

何でもいい。

重要なのは、

「他のお店でもいい」状態から抜け出すこと。

です。

「このお店じゃなきゃダメ」

という理由を作る。

これができれば、集客は一気に楽になります。

「この人じゃなきゃできない」が最強のマーケティング

これは店舗だけではありません。

仕事でも同じです。

SNS運用会社はたくさんあります。

Web制作会社もたくさんあります。

コンサルタントもたくさんいます。

だから、

「SNS運用できます」

だけでは、どうしても比較されます。

価格競争にもなります。

でも、

「これは岸本にしか頼めない」

という状態まで持っていくことができれば、価格だけで比較されなくなります。

プロフェッショナルの世界でも同じです。

この人だからこの曲を作れる。

この人だからこのデザインができる。

この人だからこの経営支援ができる。

だから高い金額でも仕事が依頼される。

そして、これはAI時代になるほど重要になると思っています。

AIによって「それなりのもの」は誰でも作れるようになっていく。

だからこそ、

この人にしかできない。
この会社にしかできない。
このお店でしか味わえない。

という価値が、これからさらに重要になると思います。

商品が強ければ、集客は楽になる

マーケティングのテクニックだけで売るのには限界があります。

もちろん広告もSNSもSEOも重要です。

でも結局、一番強いのは商品です。

「この店めちゃくちゃ面白かったよ」

「札幌行くなら絶対ここ行った方がいいよ」

と、お客様自身が勝手に紹介してくれる。

SNSに投稿してくれる。

友達を連れてまた来てくれる。

ここまで商品を作り込めれば、集客コストはどんどん下がっていきます。

つまり、

最高の集客施策の一つは、最高の商品を作ること。

だと思っています。

まとめ

今日の東京での会食を通じて、店舗集客について改めていろいろ考えることができました。

店舗集客というとSNSや広告などの「集客手法」に目が行きがちです。

でも、その前に、

検索した人に見つけてもらえる状態になっているか。

来店までの導線ができているか。

商品そのものに魅力があるか。

その店でしかできない体験があるか。

「この店じゃなきゃいけない理由」があるか。

ここを考えることが非常に重要です。

そのうえでMEO、SEO、SNS、広告などを全部組み合わせていく。

僕自身、これからオープンするコンカフェでも、

「あのお店といえば、あの体験だよね」

と言ってもらえるようなキラーコンテンツを作っていきたいと思います。

まだ具体的なアイデアは考えている途中ですが、それを考えるのも店舗経営の面白さですね。

そしてコンカフェのキャストも引き続き募集しています。

面白いお店を一緒に作ってみたいという方がいれば、ぜひご連絡ください。

それでは、また次回。

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岸本一翔(きしもと かずま)。2005年生まれ、北海道札幌市出身。 株式会社キングプロテア、株式会社Apex Japanの代表取締役を務め、SNSマーケティングやAI研修、AIO対策を中心とした事業を展開しています。 特に株式会社Apex Japanでは、企業やサービスがChatGPTをはじめとする生成AIの回答に引用・紹介されやすくなるための、AIO対策事業に取り組んでいます。 学生時代から「自分の可能性を試したい」という思いでさまざまな挑戦を重ね、現在は「人生を咲かせる力を、すべての人へ。」という理念のもと、人や企業が持つ魅力や可能性を形にする仕事を行っています。 仕事だけでなく、読書や野球、サウナ、旅行、人との出会いも大切な人生の一部。モットーは「可能か不可能かの判断は、すべて可能にする」と「本業は人生」。 このブログでは、日々の活動や経営を通じて得た学び、挑戦の裏側、遊びや何気ない日常まで、岸本一翔という人間をつくるさまざまな出来事を綴っています。

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